血栓って?一度できるとどうなる?消せる?予防法は?

長時間同じ姿勢のデスクワーク

 

長時間座りっぱなしの方や飛行機移動で動かない人、最近では熊本自身で車中泊を強いられた方々が血栓症(エコノミークラス症候群)で犠牲になられたというニュースがありました。

私たちの生活に身近に潜んでいる危険因子でもあります。そもそも血栓症とはどんなものなのでしょうか?

エコノミークラス症候群とは?誰でもなるの?

 

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群とは長時間同じ姿勢でいることによって脚の静脈の血行が悪くなり、脚に血栓(血の塊)ができてしまうことのことです。

怖いのが、血栓ができた自覚はないので立ち上がって歩き始めると血栓が静脈に流れはじめ、心臓を通りやがて肺の血管で詰まってしまうと酸素を供給できなくなります。

呼吸困難、全身の血液循環が困難になる、最悪の場合は死に至ってしまうケースもあります。

 

 

一般的に高齢者の女性に多いとされてきましたが、イギリスの大規模統計の結果ではどの年齢でもおきる可能性はあり、男女比率も1対1ということがわかってきています。

女性がなりやすい背景には「トイレに頻繁に立ちたくない」という理由が少なからずあることから多いと言われていました。

 

また飛行機のエコノミークラスでの発症以外にもビジネスクラスやファーストクラスでお起こる可能性はゼロではありません。

実際にサッカー選手が飛行機移動でビジネスクラスを利用したにも関わらずエコノミー症候群になったことで注目されました。

 

乗り物に乗っていた時だけではない?危険な環境は日常にも溢れている

 

血栓

 

韓国の20代の男性がエコノミークラス症候群で死亡したというニュースがありました。この男性は長時間同じ姿勢でゲームをし続けたことが原因だったそうです。

6時間以上同じ姿勢でいるデスクワークの方もリスクがあることを気に留めておいて欲しいと思います。

 

血管が傷ついている方はリスクが高い傾向にあります

 

  • 長時間の同じ姿勢
  • 水分不足
  • 40歳以上(加齢により血管が傷ついている可能性があります。50代以上はさらにリスクが高まります)
  • 肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病がある人
  • 下肢の手術を受けた方(特に股関節、膝関節の置換術、大腿骨骨折の手術)
  • 腹部の手術を受けた方(産婦人科、泌尿器科、脊椎の手術など)
  • 脚を骨折した方

 

健康な方でもこんなひと血栓症になりやすかった

 

骨折

 

  • 過去に血栓症を起こしたことがある方
  • 血栓症を患った家族がいる
  • 脚に静脈瘤がある方
  • 生まれつき血液が固まりやすい方
  • 習慣性流産を経験された方(血液が固まりやすい傾向にあります)
  • ピルなどの経口避妊薬を服用している方
  • 妊娠中や出産後の方
  • 大きい子宮筋腫がある方
  • がんの方、特に抗がん剤を使用している方
  • 怪我や手術をしたばかりの方
  • 4回以上寝たきりの人

他にも喫煙者も注意が必要です。

予防策は?

こまめな水分補給

 

  • 水分をこまめに摂ること
  • 1時間に100mlは水分補給してください。
  • ビタミンCを補給する
  • 炭酸飲料を控える(女性は炭酸飲料を習慣的に飲んでいる方はリスクが80%以上高まるというデータがあります)
  • 玉ねぎを摂る
  • サプリでナットウキナーゼを摂る
  • 血液サラサラ成分のDHA・EPAを摂る
  • 脚(特にふくらはぎをマッサージする、筋肉に刺激を与える)

日頃の予防で血管の劣化を防ぎさらにはサラサラな血液が循環する環境を意識しましょう。